今回は腰痛治療に効く本当のトレーニングを話していきたいと思います。

腰痛で悩まされてる方多いと思うんですけど、イスに座っている時や、立っている時にふと感じる痛み。僕が務めるジムの会員さんの中でも大半の方が腰痛を訴えられています。

それ皆さん筋肉のアンバランスからくる痛みだけだと勘違いしていませんか？

もちろんそれもあるんですが、まず大事なのは認知行動療法です。

たとえば筋肉だけの話で完結してしまうと、姿勢がいい人は皆身体は悪くないのか？という話になってきますよね？

それ大きく間違えています。つまりそのまましておくと、間違いなく身体はよくなる事なく、ずっと痛みと戦うハメとなって良くなる事はありません。

いいですか？これを見て頂ける事で、僕がなぜパーソナルトレーナーなのに今まで、ストレスケアなどに取り組んで来たのかが良く分かる動画となっています。

ジムの会員さんなら僕が日頃からストレスケアを重視していたのか分かるので必ず見てくださいその他興味をもって頂いてる方必ず見てください！

認知行動療法

では冒頭で先程説明した認知行動療法とは何かと説明していきます。

認知行動療法とは「ものの見方」を変えて、ストレスを減らしていく心理療法の1つです。

 例えば

仕事で失敗する

「オレはダメなヤツだ…」といった考え方が自動的に浮かんで気持ちがへこむ

そこで「『オレはダメなヤツだ…』という思考が浮かんだ」と考えて自分を客観視

気分が落ち着く

「誰でも失敗はある」という現実的な考え方に切り替える

 といった手順で進んでいきます。シンプルな手法ながら、実際に試してみるとかなり効果的です。

 そもそも認知行動療法が腰痛に効くって話は昔からあり、日本でも実は「腰痛診療ガイドライン」に入ってたりします。

過去に行われた腰痛と認知行動療法の実験1,629件から、質が高いデータだけを29件にまで絞り込んだものが物語っています。

内容は温熱治療や牽引療法、運動療法といった定番の治療法との効果をくらべたんですね。

その結果は、認知行動療法は、腰の痛み・障害・生活の質などの面において、安静治療や他のガイドラインに沿った治療法とくらべても、すべての年齢層にたいして長期的な改善をもたらした事が分かったんです。

 つまり他の治療法にくらべても、認知行動療法の効果はかなり高いんです。

腰痛はメンタルの要素がかなり大きいんです。

認知行動療法で腰痛を治す方法 （行動）

では、実際にどのように認知行動療法を腰痛に活かすかと言いますと、

軽度の運動

腰痛がヒドい人は、つい腰をかばった動きをして、結果として運動不足になりがちです。だからジムの会員さんならもうお分かりですよね？

そうだから歩行を進めていたんです。歩行についてはまた別でお話しますが、歩行は身体的にと内面的にも最高のストレスケア方法なんですね。

まずは一日15分の歩行で痛みからの恐怖心を取り除いて下さい。

痛みの変化を毎日記録する

1日に感じた腰痛の平均値を、10段階で評価して毎日記録してください。より細かく出すには、その日にあった仕事やイベントなども残していくと、やがて「あー、自分は会議のストレスで腰痛がおこりやすいんだな…」とか分かるようなっきます

つまり腰痛が起こる心理状態からも来ている把握するのが大事です。

脳の勉強で痛みをとる（考え方）

腰の痛みが脳の不調で起きることを理解する

もちろんそれだけではなく、姿勢などのアライメント不良からきていることもありますが、理解をして納得するだけでも変わってきます。

実際にむかしから実験を重ねていてインチキ臭く思っちゃいそうなんですが、13件の実験データで、科学的にはかなり信頼性が高い内容になっています。

その結果をざっくり言うと、痛みの原因を頭で理解できれば痛みは治まるという結論になっています。

 なぜ頭で理解するだけで痛みが治るかというと、何かわかりますか？

「脳の誤作動」が原因で起きるからなんですね。

簡単にいうと人間の「痛み」は、警報機のような働きを持っています。

たとえば、急にお腹が痛くなったときは、なにかヘンな物でも食べたのか、急に盲腸炎でも起きたのかはわかりませんが、とにかく腹部に何らかの異常があるのは間違いなし。

「何かが起きてますよ！」と、痛みがサインを出しているわけなんです。つまりもし、痛みを感じなかったらリスクを恐れなくなるだろうしで、長く生き延びられないのは間違いなし。

それだけ重要な役目を果たしてるんです。

ですが、困ったことに、この警報システムは、ときどきエラーを起こしてセンセーが過敏になるんですよ。

自宅の前をちょっと人が横切っただけで「泥棒だ！」と騒いだり、家で黒い生き物を見ただけでゴキブリと判断しちゃうようなイメージです。

とにかく、ちょっとした異変でも過剰に反応するようになるんですね。

1番最悪なのはこのセンサーが続いてしまうと慢性的な痛みになり、実際に腰痛はないのに、腰痛があると錯覚を起こしたりしてしまいます。ここまでいくとやっかいです。

でも大丈夫です。

そういう時は先程説明した。手順を踏めば状態は回復していくので、安心して下さい。

それでは今回のおさらいをしておきます。今回は腰痛を治すトレーニングとして認知行動療法を説明いきました。

1. 認知行動療法とはものの味方を変えてストレスを和らげる方法です。
2. 認知行動療法（行動）

一日15分の軽度な運動。

おすすめは歩行。

記録を取って分析して見方をかえる

脳の勉強で痛みをとる

脳の誤作動を無くして、痛みが姿勢からだけではないと理解する事が大事と言う事を話ていきました。

だから内面的なストレスケアが大事だと言うことが分かって頂けたでしょうか？実際トレーニングに来て頂いている会員さんであれば、ストレスについてたくさん話をしているので、｢コイツまたウンチク話をしてるわ｣ではなく、こ自身の身体の為だと思って聞いて下さいね。

自慢した所で僕はインスタにもあげてるので、別にメリットが無いので勘違いしないで下さいね（笑）

まだ知らない方はインスタにも少し載せているのでストレスケア方法を見てくださいね。

トレーニングを行うことで必ず身体はキレイになりますのだ、一緒にがんばりましょう！